吉田直嗣（よしだ・なおつぐ）
飄々とかろやか、自然体。
すっと立ち上がるフォルム、緊張感と心地よい緩さが共存しています。
白黒の景色で表現する吉田さんらしいうつわ。
フチなど細部に彼らしい緩急、一定ではなくどこか緩さがあり、気づけばそういう箇所に引き込まれてしまいます。
白、黒とモノクロームのうつわには、色を必要としない形としての完成形があり、使わずとも、ただあるだけで美しさという存在感を放ちます。
フチの揺らぎからうつわのかろやかさを感じ、作家本人が自然体で制作されているような伸び伸びとした作風が作品にライブ感を残します。
作家の食器棚には彼が作ったうつわが並び、普段から自宅で使われているからこその使い良さもあります。
（AELUバイヤー / 真子）
・作家プロフィール
1976年 静岡県生まれ
東京造形大学卒業、陶芸家黒田泰蔵氏に師事
2003年 静岡県御殿場、富士山のふもとに築窯
・サイズ
φ23 x h6 cm
＊ 作家作品のため個体差があります
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