坂野幸太（ばんの・こうた）
一見するとただの大きな木片です。
木の塊が鎮座しているように見える坂野さんの作品ですが、どれも中がくり抜かれた箱になっています。
普段は目にすることのない木の内側、そもそも内部に入ることのできない木そのものが容れ物となり不思議な用途を持つ作品として生まれています。
実用的と全面的に言えない箱ではありますが、薪や木の塊のような存在感。部屋に置かれているだけで絵になる面白みと存在感があります。
それぞれの個性を生かし槌の手跡や割れを残し、ささくれが引っかからない程度に仕上げていますが、作品によっては鉄媒染で黒染めをしたり、木の面白さを引き出している作品もあります。
それぞれ蜜蝋仕上げであまり大きな経年変化はありませんが、ずっと一緒に過ごしていく安心感があります。
（AELUバイヤー / 真子）
・作家プロフィール
1995年 愛知県生まれ
2018年 大学で建築を学んだのち造園会社に就職
2021年 岐阜県立森林文化アカデミー入学
2023年 愛知県大府市で制作を始める
・サイズ
w 7 × d 5 × h 4.5 cm
木渋/鉄媒染、オイル(蜜蝋配合)
網紐付属
＊ 作家作品のため個体差があります
＊ ご返品・ご交換はいたしかねます、あらかじめご了承ください
＊ モニターにより色味が若干異なる場合がございます
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